モニタリングとは、サービス等利用計画に基づき、利用者の生活状況やサービスの利用状況を継続的に把握・評価し、必要に応じて計画の見直しや調整を行うプロセスです。相談支援における重要な役割の一つです。
モニタリングの目的
主な目的は以下の通りです。
- 計画の効果確認: 作成したサービス等利用計画が、利用者のニーズや目標に合致しているか、効果が出ているかを確認します。
- 状況の変化への対応: 利用者や家族の心身の状態、生活環境、ニーズの変化などを早期に把握し、支援内容のミスマッチを防ぎます。
- 支援の質の保証: 継続的な評価を通じて、利用者QOL(生活の質)の向上を目指し、支援全体の質を保証します。
- リスク管理: 健康状態の悪化や生活上のリスクを予測し、早期に適切な対応を行います。
モニタリングの内容
具体的には、以下のような事項を確認します。
- サービスの利用状況と提供内容
- 目標達成度の評価
- 利用者の満足度や意見、要望
- 新たな課題やニーズの有無
- サービス提供事業所間の連携状況
実施方法と頻度
- 実施者: 原則として、サービス等利用計画を作成した相談支援専門員が実施します。
- 方法: 利用者の自宅などを訪問し、面談を通じて状況を確認することが基本です。必要に応じて、サービス提供事業所を訪問し、提供現場の状況を確認する場合もあります。
- 頻度: 厚生労働省の事務処理要領に基づき標準期間が定められており、多くのサービスでは3か月に1回の実施が標準とされています(一部例外あり)。ただし、利用者の状況に変化があった場合や、特に必要と認められる場合は、期間を待たずに随時実施・見直しが行われます。